今年のご注文は締め切りました。たくさんのご注文、今年もありがとうございました。
手ぬぐいの到着を楽しみにお待ちください!
2010年のジャパンカップ応援グッズから始まった手ぬぐいプロジェクトは、
2011年の東日本大震災をきっかけにチャリティプロジェクトに模様替えして、
今年で5年目になりました。今年はスタートが遅れに遅れ、すっかり夏になってしまいましたが、手ぬぐいは1年中、使えますよ〜。
今年もテーマは「東北の子どもたちを応援しよう!」です。
仙台出身の私も震災から5年経つと、自分の身の回りにはそれほど被害がなかったこともあり、帰省してもつい震災があったことを忘れてしまいそうになるのですが、仕事などで被害にあったところに行くと、土木工事はすごいのですが、まだ建物も人の気配もなく、震災直後より破壊されているような気分になってしまいます。
昨年、大船渡市の小学校に取材でうかがったのですが、その小学校の回りは山沿いなので被害はなかったものの、やはり被災地に近いため、いろいろ影響はあるとのこと。校舎を耐震構造に建て替える話はあるのですが、土木工事はなんとかなっても、資材の高騰で当初の予算枠に収まらず、計画がなかなか進まないそうです。
震災から5年の経過を振り返ると、長い歴史のある町がことごとく壊されてしまった跡を人がまた住みやすい場所にしていくということが、いかに時間がかかり、根気がいることなのかと思い知らされます。それでも、何か一つでも前に進もうとすることが、きっと未来につながるんじゃないかなと思い直しているところです。そんなこんなで、スタッフたちも皆さんの力をいただきながら、今年もプロジェクトを立ち上げました。
今年のテーマは「HOMETOWN! 2015」です。
毎年、デザインは、テキスタイルデザイナーのokutamakiさんこと、たかはしまきさんと頭を悩ませているのですが、故郷が故郷であるのは、長年の伝統があり、人のつながりや営みが続いているからなんだなぁと気がつきました。そんな想いを込めて、今年は、東北の伝統工芸や名産を図案化しました。また、この手ぬぐいプロジェクトは、もともとロードレース観戦で仲良くしてくださっている方たちから始まったこともあり、今年は図案にばっちり自転車も入れました!東北ライドのお供にもぴったりです。
今年のデザインはこちらです!(クリックすると大きい画像が見られます)
手ぬぐいの仕立ては、例年と同じく、伝統染めにこだわりのある老舗、戸田屋商店さんにお願いします。
チャリティ販売の価格は、1枚1500円です。この中から、制作にかかった原価と必要経費を差し引いた金額をすべてあしなが育英会の「東日本大震災遺児への支援全般」に寄付します。東日本大震災遺児への貸与奨学金が2013年3月31日で終了したことと、生活が落ち着いた頃から必要になるのが精神的なケアということもあり、今年も継続して「あしなが育英会」を寄付先に選びました。
最終的な寄付額は注文がまとまってからの集計になりますが、およそ1枚あたり800円ほどの寄付金になる予定です。今年も生地代の値上がり等から、1枚当たりの寄付金額がどうなるか、ちょっと不安ではあるのですが、できるだけ多く寄付できれば、と思っています。
昨年も予想以上のお申し込みをいただき、14万4000円の寄付を行うことができました!4年目ということもあり、お申し込みが減るのは覚悟で始めましたが、初めてお申込みされた方もいたりして、最終的には最低目標の100枚を大きく上回ることができました。オリジナルデザインの手ぬぐいとして愛用してくださる方もいて、とてもうれしいです。
「チャリティ手ぬぐいプロジェクト」は、受注のみの販売になります。ぜひこのブログの「お申し込み概要ページ」経由でご注文いただければ、ありがたいです。
お申し込み概要はこちら
お申し込みの締め切りは、
8月30日(日)23:00
今年も、たくさんのご注文をお待ちしております。
※今年も取りまとめの角田が本業でバタバタしており、お問い合わせへの返信が遅めになるかもしれません。なるべく早く処理いたしますが、数日、お時間をいただけると助かります。(申込みの完了と入金先は、自動返信メールをお返ししますので、そちらでご確認ください)
RR手ぬぐいプロジェクト2015
スタッフ代表
角田奈穂子(つのだなおこ)
@asanoha
問い合わせ先
tenuguirr@gmail.com